夏には皆お世話になるTシャツ。
Tシャツを作っているメーカーはたくさんありますが、その中でもユニクロのTシャツを毎年着るという方も多いのではないでしょうか。
筆者もそうで、毎年ユニクロさんのTシャツにはお世話になっています。
今記事では、ユニクロのTシャツの中でも人気の高いエアリズムコットンオーバーサイズTシャツとクルーネックTシャツを様々な視点から比較していきます。
どちらを購入するか悩んでいる方がいたら、ぜひ参考にしてみて下さい。
商品概要
まずはエアリズムコットンオーバーサイズTシャツと、クルーネックTシャツの商品概要についてご紹介します。
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ
出典：ユニクロHP
| 商品名 | エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ（５分丈） |
| 素材 | 53％ 綿，30％ ポリエステル，17％ 複合繊維（ポリエステル） |
| 価格 | 税込1,990円 |
商品説明
・やや首元が詰まったクルーネックデザインを採用することでクリーンな印象を提案。
・ワイドフィットでドロップショルダーの5分袖Tシャツ。
・ダブルフェイス素材できれいなシルエットを演出。
・シンプルなTシャツなのでジェンダーレスで着られる。
・やや首の詰まったクルーネックデザイン。
・クリーンな表情の天竺素材でカジュアルからクリーンまで、幅広いスタイリングに使える。引用：ユニクロHP
クルーネックTシャツ
出典：ユニクロHP
| 商品名 | クルーネックTシャツ（半袖） |
| 素材 | 100％ 綿 |
| 価格 | 税込1,500円 |
商品説明
・ドライタッチでヘビーウェイトのコットン100%の天竺素材。
・太番手の糸をコンパクトに編んでいるので比較的丈夫で長持ちする。
・襟はバインディング仕様で着用後の型くずれや伸びを防止。
・リラックスシルエットでジェンダーレスな着こなしが楽しめる。
・ヴィンテージのミリタリーTシャツのようなネックラインを採用。引用：ユニクロHP
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツのメリット・デメリット
まずはクルーネックTシャツと比較した、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツのメリット・デメリットを書いていきます。
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツのメリット
クルーネックTシャツと比較した、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツのメリットは以下となります。
・機能性
・一枚でサマになる
・ニュアンスカラーがおしゃれ
上から順番に解説していきます。
機能性
出典：https://c-edge.fashion/post/43061
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツは、生地の表面はコットンで、裏面はエアリズムという素材になっています。
そのためエアリズムのドライ機能でサラッと着れる上に、表面はツヤ感のあるコットン素材で、おしゃれ着として着れるようになっています。
また、多少のストレッチ機能もあるので、着心地も上々です。
一枚でサマになる
出典：WEAR
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツはトレンドのオーバーサイズと、ツヤ感のあるコットン素材で、一枚で着てもサマになります。
夏は暑くて、重ね着をすることは少なくなると思いますから、このメリットも大きいですね。
ニュアンスカラーがおしゃれ
出典：https://hataraku.vivivit.com/column/nuancec_collar01
ニュアンスカラーは写真のように、◯色と断定できない、曖昧な淡色を差します。
はっきりとした色と比較すると主張が強くなく、柔らかい印象になることが特徴です。
ユニクローUのアーティス・ティックディレクターを務めているクリストフ・ルメールは、このニュアンスカラーを使うことに非常に長けていて、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツにも、その色使いの才能が存分に発揮されています。
クルーネックTシャツは、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツよりも多いカラー展開していて、ニュアンスカラーの展開も多いですが、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツは表面がツヤ感のある素材で、発色も非常に良くなっています。
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツのデメリット
逆にクルーネックTシャツを比較した場合に、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツのデメリットについては以下になります。
・価格
・クルーネックTシャツの方が頑丈
・ホコリや汚れが付きやすい
上から順番に解説していきます。
価格
出典：https://retailguide.tokubai.co.jp/knowledge/21420/
商品概要の記載の通り、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツの価格は1,990円です。
対して、クルーネックTシャツは1,500円になります。
どちらも、コストパフォーマンスは非常に高いですが、単純に価格を比較すると500円ほどクルーネックTシャツの方が安く購入することができます。
クルーネックTシャツの方が頑丈
出典：https://www.l-community.co.jp/smilax/note/17.php
クルーネックTシャツと比較すると、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツの耐久性は高くありません。
逆にクルーネックTシャツは、1,500円で購入できるTシャツとは思えないほどの耐久性を誇ります。
より長く愛用できる頑丈さを求める方は、クルーネックTシャツの方がおすすめです。
ホコリや汚れが付きやすい
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツの表面のコットン素材は、ツヤ感と高級感のある良い素材なのですが、ホコリや汚れが付きやすく、人によっては気になるかもしれません。
Tシャツなので、洗濯すれば問題ないのですが、合成繊維などが付着しやすいので、気になる人は気を付けた方が良いでしょう。
クルーネックTシャツのメリット・デメリット
続いてエアリズムコットンオーバーサイズTシャツと比較した、クルーネックTシャツのメリット・デメリットを書いていきます。
クルーネックTシャツのメリット
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツのデメリットで書いたことと、被ってしまう点はありますが、クルーネックTシャツのメリットについては以下になります。
・ヴィンテージTシャツのような風合い
・価格
・頑丈
・インナー使いができる
上から順番に解説していきます。
ヴィンテージTシャツのような風合い
出典：https://tenki.jp/suppl/grapefruit_j02/2020/05/10/29820.html
クルーネックTシャツの素材はコットン100%です。
天然素材ではあるコットンは、通気性が良く、吸湿性、保湿性に優れているという特徴を持っています。
そのため、コットン100%のTシャツは高い人気を誇っています。
また、ヴィンテージのTシャツを再現したような風合いであるため、チャンピオンやヴィンテージTシャツが好きな人にも刺さる完成度となっています。
価格
出典：http://shikaku-plaza.com/ankaranking
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツのデメリットでも書きましたが、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツと比較すると500円ほど安く買うことができます。
1,500円と2,000円の差は、意外と大きく感じるのではないでしょうか。
頑丈
出典：ユニクロHP
こちらもエアリズムコットンオーバーサイズTシャツのデメリットで書いた内容と被る部分はありますが、クルーネックTシャツは非常に頑丈です。
理由は、クルーネックTシャツのネック（首元）は、“バインダー処理“という2本針縫製になっているため、頑丈で首元が伸びずらくなっています。
そのため、何回洗濯しても首元がヨレることがなく、経年変化を楽しみながら長く愛用することができます。
インナー使いしやすい
出典：https://crossclothet.jp/pages/special-t-shirts-project
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツは一枚でサマになるようにデザインされており、袖も５分袖のため、半袖シャツを重ね着するといった着こなしは難しいです。
対して、クルーネックTシャツは普遍的な半袖Tシャツなのでインナー使いしやすいです。
ジャケットや、夏場は半袖シャツと合わせて着こなすことができます。
インナーとしても使いたいのであれば、クルーネックTシャツの方がおすすめです。
クルーネックTシャツのデメリット
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツと比較した、クルーネックTシャツのデメリットについては以下になります。
・着心地
・機能性では劣る
・良くも悪くも“普通“のTシャツ
上から順番に解説していきます。
着心地
出典：https://mrs.living.jp/k_life/article/3419449
着心地という点では、エアリズムのサラッとした着心地と、ストレッチ機能のあるエアリズムコットンオーバーサイズTシャツには劣ります。
クルーネックTシャツは、ヘビーウェイトの素材なのでどちらかといえば、がっしりとした着心地になります。
ただ、普通のヘビーウェイトのコットン100%のTシャツと比較すると、だいぶ柔らかい着心地で、普通のTシャツとしては、じゅうぶん着心地は良いです。
機能性
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツには、エアリズムやストレッチ性能の他にも、防菌防臭機能、接触冷感、消臭機能などの機能があります。
クルーネックTシャツはコットン100%のTシャツで、化学繊維は入っていないので、特別な機能は特にはありません。
価格も高い分、暑い夏を快適に過ごすための機能性は、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツの方が盛りこまれています。
また、ストレッチ性のないクルーネックTシャツは、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツと比較するとシワが入りやすいです。
そのため、旅行などで小さく畳んで持ち運ぶ場合は、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツの方がシワが目立たずおすすめです。
良くも悪くも“普通“のTシャツ
出典：ユニクロHP
これはデメリットとして挙げるのは微妙な点ですが、クルーネックTシャツは良くも悪くも、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツと比較すると特徴がないTシャツです。
サイズ感やコーデの色使いを工夫をしないと、普通のTシャツコーデと差別化することは難しいです。
ただ“普通“のTシャツなだけに、その汎用性は抜群で、性別や世代を超えて愛される定番商品となっています。
サイズ比較
まずはTシャツを重ねて、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツと、クルーネックTシャツのサイズ比較を行なっていきます。
ネイビーカラーのTシャツがエアリズムコットンオーバーサイズTシャツで、ダークグレーカラーがクルーネックTシャツです。
どちらもサイズはMサイズです。
重ねて比較してみると、オーバーサイズTシャツと謳いながらも、意外と身幅は、クルーネックTシャツとほぼ同じです。
これは、クルーネックTシャツもトレンドを反映して、リラックスフィットにしているためと考えられます。
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツは5分袖なので、袖は当然エアリズムコットンオーバーサイズTシャツの方が長くなっています。
袖幅も少しエアリズムコットンオーバーサイズTシャツの方が広くなっています。
また意外なことに着丈はクルーネックTシャツの方が長く見えます。
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツを上にしてみると、やはりクルーネックTシャツの方が着丈が長いですね。
総括すると、身幅はほぼ同じで、着丈はクルーネックTシャツの方が長い。
袖丈はエアリズムコットンオーバーサイズTシャツの方が長く、袖幅もエアリズムコットンオーバーサイズTシャツの方が広いという結果となりました。
着用画像で比較
最後に着用画像でエアリズムコットンオーバーサイズTシャツと、クルーネックTシャツの比較を行います。
着用画像を見ると、それぞれの素材感やサイズ感の違いがよく分かると思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
（ネイビーカラーのTシャツがエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ。ダークグレーのTシャツがクルーネックTシャツです。どちらもMサイズです。）
正面
正面（タックイン）
横
後ろ
全体的なサイズ感としては、クルーネックTシャツの方が細身に見えます。
また、後ろから見ると着丈がクルーネックTシャツの方が長いことが分かりやすいですね。
現在はオーバーサイズがトレンドですが、一概にどちらのデザインが勝っているかは決められないかと思います。
ファッションの嗜好や、機能性などの要素で、好みの方を選んでみると良いと思います。
個人的にはどちらも、コスパがとても良く、Tシャツとしてのクオリティが高いので、どちらを選んでも間違いないと思いますよ。
まとめ
エアリズムUVカットフルジップパーカの商品概要 出典：ユニクロHP 商品概要 ・表面は表情豊かな濃淡の色差が特徴の糸を使用したスラブコットンでカジュアルな見た目、肌面はサラリとした「エアリズム」。 ・UVカット、接触冷感[…]
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