ストリートコーデは近年HIPHOPの人気と共に、日本でも定番スタイルになりつつあります。
そんなストリートスタイルの足元に欠かせることができないのがスニーカー。
近年は特にナイキのハイテクスニーカーを中心に、ストリートシーンを席巻していました。
そのため、現在もストリートコーデの足元の定番は変わらずスニーカーです。
しかし、革靴も昔からストリートで愛されているものが多くあります。
今記事では、どうしてストリートコーデに革靴を合わせる着こなしがおすすめなのかという理由から、ストリートコーデに合う革靴の種類について解説します。
また、おすすめのブランドについてもまとめて知ることができますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ストリートコーデにも革靴が合う理由
出典:WEAR
歴史的にストリートコーデにはスニーカーが足元を彩るアイテムとして定番化しています。
しかし、ストリートから愛される革靴ブランドも多くあることも事実です。
ここでは、ストリートコーデにも革靴が合う理由を解説します。
まずスニーカーが定番のストリートコーデにも、革靴が合う理由は、カジュアルなストリートコーデの足元に、大人っぽいレザーシューズを投入することで、カジュアルさが中和され、万人に受けやすい着こなしをつくることができるからです。
いかにもB-boyといった着こなしももちろんカッコ良いですが、20代後半以上の年齢になってくると、カジュアル過ぎてマッチしなくなってきます。
でもストリートな着こなしは好きという方は、ぜひ足元にレザーシューズを取り入れてみてください。
足元にレザーシューズを一点投入するだけで、着こなしに一種の品を加えてくれます。
そのため、大人でも似合うストリートスタイルをつくりやすくなります。
次章ではストリートコーデに合う革靴の種類について解説します。
ストリートコーデに合う革靴
出典:https://www.esquire.com/jp/fashion/fashion-feature/a40497400/clarks-wallabees-new-york/
ストリートコーデに合わせる革靴としてはカジュアルなものを選ぶと良いでしょう。
ストリートにも革靴は合うといっても、やはりドレスシューズは馴染みにくいです。
例外があるとすれば、ドレスシューズのアッパーデザインでも、丸みを帯びたラスト(木型)にラバーソールというカジュアルテイストなシューズであれば、ストリートにも合います。
例えばドクターマーチンの「3ホールシューズ」はその代表で、シンプルなプレーントゥのデザインながら、ショートノーズに丸みを帯びたラスト(木型)に厚底のエアーソールというカジュアルな雰囲気で、カジュアルな着こなしにもよく合います。
基本的にストリートコーデに合う定番シューズとしては、ワークブーツが挙げられます。
特にティンバーランドなどは、歴史的にもストリートと相思相愛で、2Pacやエミネムといった有名ラッパーたちからも愛用されてきました。
他にはキレイめなカジュアルブーツとして、近年爆発的な人気を誇っているクラークスの「ワラビー」もおすすめです。
上品な雰囲気ながら、ストリートスタイルにも馴染む懐の深さがあります。
まとめると、ワークブーツを代表とする、カジュアルテイストなレザーシューズがストリートコーデには合います。
全体的にストリートアイテムはオーバーサイズに着こなすことが定番なので、そのボリューム感に合わせて、ソールもボリューミーなものが人気です。
ストリート×革靴のコーデ集
ストリートコーデにレザーシューズを合わせた着こなしについて、いくつか紹介します。
ぜひ着こなしの参考にしてみてください。
ストリート×革靴①
出典:WEAR
モード感のあるブラックコーデ。
ワントーンコーデにすることで、落ち着いた雰囲気のストリートコーデとなっています。
ストリート×革靴②
出典:WEAR
90年代を彷彿とさせるようなB-boyスタイル。
極カジュアルな着こなしにティンバーランドの“イエローブーツ“がマッチしています。
ストリート×革靴③
出典:WEAR
スポーティなストリートスタイル。
ポロのブルゾンはスポーティながら、上品さがあることがポイントです。
ストリート×革靴④
出典:WEAR
シンプルなジャージセットアップコーデ。
極カジュアルな着こなしに、足元をレザーブーツとすることで、タウンコーデに仕上がっています。
ストリート×革靴④
出典:WEAR
目立つカラーとデザインのスウェットが主役のコーデ。
スウェット以外はシンプルでキレイめなアイテムをチョイスしていることで、やや大人っぽい着こなしとなっています。
ストリートコーデに合う革靴まとめ
ここからはストリートコーデにマッチする革靴ブランドとモデルをまとめて紹介します。
ティンバーランド:6インチブーツ(イエローブーツ)
出典:アマゾンHP
ティンバーランドはレザーシューズブランドながら、ストリートの定番となっているブランドです。
中でも6インチブーツ、通称“イエローブーツ“はストリートの定番として、ストリートのマストアイテムの一つとして数えられます。
イエローブーツは上質なヌバックレザーを使用しながらも、カジュアルに使い回しやすいカラーであることが特徴です。
元々は作業現場の労働者に向けて、世界初の完全防水をうたったブーツとして誕生したワークブーツですが、その機能性の高さとデザイン性でアウトドアフリークやストリートからも熱視線を集めました。
特に機能性が高い上に、ボリューミーなソールを備えた、ストリートコーデにも合いやすいデザインであるために、ストリートで人気アイテムとなります。
上述したように、2Pacやエミネムなどの著名ラッパーからも愛用されています。
着こなしとしては、太めのデニムやワークパンツといったストリート感のあるアイテムと相性が良いです。
もっと大人っぽく着こなしたい人は、あえてブラックカラーを選ぶと印象が変わります。
ストリートに愛される定番ブーツが欲しい人におすすめです。
ティンバーランド:デッキシューズ
出典:アマゾンHP
デッキシューズもティンバーランドの定番アイテムです。
未だに手縫いで仕上げる伝統的な製法を貫いており、クラフトマンシップ溢れるモカシンシューズです。
全体のフィット感を上げる役割がある360度のレースシステムを採用。
イエローブーツと比較すると、より大人っぽい雰囲気のため、幅広いカジュアルコーデにマッチします。
ワークブーツ由来の頑丈で厚みのあるラグソールで、ラギット感があります。
定番のオイルレザー以外にも様々なカラーや素材展開をしています。
ストリートだけでなく、カジュアル全般に合わせやすい、クラシカルでベーシックなデッキシューズが欲しい人におすすめです。
ドクターマーチン:8ホールブーツ
出典:アマゾンHP
ドクターマーチンはイギリスの定番ブーツブランドです。
イエローステッチと、クッション性の高いエアソールがブランドの代名詞となっています。
ドクターマーチンといえば、ロックやパンツといったイギリスのカウンターカルチャーのイメージが強いですが、ストリートな着こなしにも合います。
キレイめな印象が強いブーツなので、着こなしもシンプルなストリートコーデにするとおしゃれに履きこなせます。
品のあるストリートコーデを作りたい際に、打ってつけのレザーブーツです。
ドクターマーチン:エイドリアン
クラークス:ワラビー
出典:アマゾンHP
クラークスはカジュアルシューズの草分け的なブランドです。
靴といえば、ワークシューズかドレスシューズの二種類しかなかった1950年代に、デザートブーツを発売することで、カジュアルシューズの原点となりました。
そのためクラークスのシューズは、現在でもリラックスシーンに活躍するレザーシューズとして人気です。
そんなクラークスの人気シューズの中でも近年爆発的な人気を誇っているのがワラビーです。
長年続いたハイテクスニーカー人気が落ち着き、キレイめでクラシカルなシューズの人気が高まっています。
品のあるデザイン性ながら、クレープソールを搭載した履き心地の良いワラビーはまさに打ってつけで、ここ数年ブレイクを果たしています。
ストリートでは、80〜90年代のHIPHOPシーンと結び付き、アメリカのストリートシーンで人気のシューズとなります。
ウータン・クランといったニューヨークのラッパーを中心に人気を獲得しました。
クレープソールによる、スニーカーライクな柔らかい履き心地ながら、どんな服にも合うデザイン性が人気となった理由です。
そのため、同じ理由で現在ワラビーは再び脚光を浴びているといえます。
どんなコーデにも合いやすい、上質なレザーシューズが欲しい人におすすめです。
レッドウィング:アイリッシュセッター
出典:アマゾンHP
ストリートシーンにおいて、ワークブーツは欠かせない存在です。
その中で、ワークブーツの代表格であるレッドウィングは欠かせません。
レッドウィングは創業以来100年以上の歴史を持ちながら、未だにアメリカの自社工場で生産を続ける数少ないブーツブランドです。
また職人により多くの工程を手作業で作られているため、堅牢性が高く丈夫であることも特徴です。
そんなレッドウィングの中でも大定番として人気なのが、アイリッシュセッターです。
フラットソールで、クッション性の高い「トラクショントレッド・ソール」が搭載していることで、ワークブーツながら履き心地が良いことが魅力です。
アメリカのみならず、日本でも街履き用のブーツとして爆発的な人気を得ました。
レッドウィングはティンバーランドと比較をすると、ストリートコーデに合うブーツとして認知されていませんが、一定の人気をストリートシーンからも得ています。
アメリカを代表する、ラギットなワークブーツが欲しい人におすすめです。
まとめ
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