シンガポール旅行で食べたご当地有名グルメランキング
今記事ではシンガポール旅行で食べた有名グルメについて、個人の独断と偏見によるランキング形式でご紹介致します。
シンガポールには安いけどミシュランに掲載された経験のある店が何店舗もあります。
そんな安くて評判のお店にたくさん行ってきました。
忖度のない感想を書いていますので、シンガポール旅行を考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。
5位:天天海南鶏飯「チキンライス」★☆☆
天天海南鶏飯はシンガポールでは超がつくほど有名なチキンライスのお店です。
2016年にはミシュランガイドでビブグルマンが与えられています。
(※ビブグルマンとはコストパフォーマンスの良い、安くて美味しいお店に与えられる称号です。)
場所はチャイナタウンから徒歩10分のマックスウェルフードセンターというホーカーにあります。
僕が行ったときには5人ほど並んでいました。
注文をして、僕が実際に食べたチキンライスがこちら。
チキンの他に付け合わせとして、煮卵ときゅうり、辛いソースが付いています。
さっそくチキンを食べてみると、柔らかかったです。
味全体の感想としては、個人的にはあまり美味しいとは感じられませんでした。
理由としては僕がエスニックな香辛料の風味があまり得意ではないのと、タイ米?のようなパサパサした米があまり美味しいとは感じられませんでした。
あとチキンには骨がついているので、それを取りながら食べ進めるのはめんどくさかったです。
付け合わせのソースはクセが強く僕はあまり使いませんでした。
チキンは柔らかいし、エスニック料理が好きな方には美味しいんだろうなと思いました。
マックスウェルフードセンターにはたくさんの屋台があるので、エスニックが苦手な方がマックスウェルフードセンターに行った際は中華料理の屋台などを選ぶと良いかなと思います。
4位:ティム・ホー・ワン「天心」★★☆
ティム・ホー・ワンは香港の本店がミシュラン一つ星を獲得している人気店です。
有名な天心はサクっとした生地に、ピリ辛の具入りソースが包まれています。
食べてみて普通に美味しかったのですが、率直な感想としては、ソースと生地は別々に食べたかったです。
まずサクサクした生地はメロンパンに似ているなと思いました。
そして、ソースはクセのない味で普通に美味いと思いました。
それぞれ生地もソースも美味しかったのですが、甘い生地の中にしょっぱいソースが包まれていて、生地とソースの相性が良いとは思えなかったです…。
最後の方は、生地とソースを別々に食べてしまいました。
僕は点心と飲み物しか頼まなかったのですが、他のメニューもどれも美味しそうで、外れがなさそうでしたよ。
3位:328カトンラクサ「ラクサ」★★☆
シンガポールのカトン地区が本店の人気店328カトンラクサは、その名の通りラクサが人気のお店です。
2015年にはミシュランガイドでビブグルマンに選ばれています。
看板には店名が「人気の店 カトン ラクサ」と日本語表記でも書かれていて、日本人からの人気の高さも伺えます。
ラクサはレンゲで食べるシンガポールを代表する麺料理です。
麺はレンゲで食べるため、短くカットされていて、海老とココナッツの風味のスープが特徴です。
辛みが強く、エスニック料理のようなクセがあるのですが、僕は美味しかったです。
辛さと海老とココナッツのまろやかさの塩梅が絶妙でした。
ラクサと一緒に頼んだ肉まんもフカフカの生地と、ジューシーな具が美味しかったです。
肉まん以外のサイドメニューもどれも美味しそうで何度も味を運びたくなるお店でした。
香辛料の入ったエスニック系の料理は、苦手なことが多い僕でもラクサは美味しく食べられたので、シンガポール観光に行かれた際はぜひ足を運んで頂きたいお店です。
番外編:ヒルストリート・タイホア・ポークヌードル「汁なし麺」☆☆☆
2位のご紹介の前に、番外編として過去にミシュラン一つ星も獲得した人気店をご紹介します。
ヒルストリート・タイホア・ポークヌードルはLavender駅から徒歩10分程の団地の一階に店を構えています。
僕は平日の6時過ぎくらいに行ったのですが、行列ができていて30分ほど並びました。
メニューは汁なし麺と、汁あり麺があり、それぞれ日本でいうところの汁なしタンタン麺と、ラーメンに似たビジュアルでした。
僕はこってりしたものを食べたい気分だったので、汁なし麺を選びました。
汁なし麺にはスープも付いてきます。
タレはお好みで足していきます。
食べてみた感想はというと、僕には合いませんでした…。
しょっぱさと酸味が混ざったツユと、豚肉とベビースターラーメンのような具は普通に美味しかったのですが、レバーが臭みが強くてきつかったです。
あと、スープがしょっぱすぎて飲むのが厳しかったのと、追加タレもクセの強い味で合いませんでした。
大盛りを頼んでしまったので、最後の方はかなりキツかったです。
汁あり麺の方は、さっぱり味であることが予想される澄んだスープで、クセの強い具もなさそうだったので、汁ありを頼んでおけば良かったです。
ただ汁なし麺が合わなかったのは、あくまでも僕の好みの問題なので、レバーの臭みやクセの強い料理が大丈夫という方は美味しいと思います。
2位:松發肉骨茶(ソンファバクテー)「バクテー」★★★
バクテーもシンガポールでは有名なソウルフードの一つです。
松發肉骨茶(ソンファバクテー)はバクテーで有名なお店で、僕が行った時も行列ができていました。
注文は行列に並びながらスマホで行うスタイルで、DX化が進んでいるなと思いました。
バクテーは写真のように肉スープをおかずにご飯を食べる料理です。
スープもお肉も濃いめの味付けでご飯が進みます。
また、後付けで辛みタレをつけるのも味のパンチがでておすすめです。
お肉はリブか豚肉か牛から選べます。
リブか豚肉が人気なようで、僕は豚肉を選びました。
ジューシーで柔らかいお肉で美味しかったです。
スープは少なくなってくると店員さんが足してくれます。(確かご飯もサービスでおかわりできたと思います。)
通な人は付け合わせのパンをスープに浸して食べるようですが、僕はそのまま食べる方が断然美味しかったです。
サクサクしたパンが美味しいのもポイント高かったです。
全体的にかなり日本人好みの味付けになっているなと感じました。
シンガポール旅行に行った際は、松發肉骨茶(ソンファバクテー)は間違いないお店だと思います。
1位:ヤ クン カヤ トースト「カヤトースト」★★★
1位はシンガポールでハマって3回も食べたカヤトーストです。
カヤトーストとはシンガポールの朝食の定番料理で、トーストにたっぷりのカヤジャムとバターが挟まれています。
日本では甘さ控えめが人気ですが、甘さが全然控えられておらずとっても美味しいです。
カヤジャムの味がイメージしにくいと思いますが、僕はシュガーバターの木に挟まれているバターの味にとっても似ていると感じました。
「ヤ クン カヤ トースト」はシンガポールではよく見るチェーン店で、日本でも一号店が新宿にオープンしたようです。
本当に美味しかったので、シンガポールにまた行く機会があったら絶対に食べたいと思っています。
ただ、一つクレームを付けるのであれば付け合わせの卵にかけるタレがなく、卵を素材の味で食べるしかなかったことです。(僕が見つけられなかっただけかもですが。)
「ヤ クン カヤ トースト」じゃないカフェでは、卵にかける用のタレがテーブルに用意してあったので、「ヤ クン カヤ トースト」でも用意して欲しいですね。
あと、カヤトースト自体はお店に拘らなくても、どこで食べても大体美味しいと思います。
1位はあくまで、僕の主観なので甘すぎるのは苦手という方には厳しいかと思います。
逆に僕と一緒の甘党の方はとっても美味しいはずですよ。
まとめ
シンガポール旅行で美味しかったお店と料理についてランキング形式でご紹介しました。
どれもシンガポールでは人気のお店なので、シンガポール旅行に行った際の参考になれば幸いです。
また今回は、あくまでもクセの強い味が苦手で、甘党の僕の主観によりランキングですので、参考にして頂く際はその点を念頭に入れて頂きたいと思います。
シンガポール料理は全体的に香辛料が入っているクセが強い料理が多かった印象ですが、中にはバクテーのような日本人好みの味付けの料理もあるので、そういった料理はエスニック系の料理が苦手な人でも美味しく食べられると思います。
あとは、自分の好み合うか分からない料理は大盛りではなく、小盛りで頼んでおく方が失敗した時にダメージが少ないのでおすすめです。