【パタゴニア】バギーズショーツと【ユニクロ】スイムアクティブショーツを徹底比較レビュー

 【パタゴニア】バギーズパンツと【ユニクロ】スイムアクティブショーツについて

今記事ではパタゴニアの名品ショーツ「バギーズショーツ」と、ユニクロがバギーズショーツを多分に意識して開発したであろう人気商品「アクティブショーツ」を様々な視点から比較していこうと思います。

 【パタゴニア】バギーズショーツ

パタゴニアのバギーズショーツは、長年夏の大定番として人気があります。

その特徴としては、やはり水陸両用の撥水・速乾性に長けたナイロン生地を使っていること。

その機能性の高さと、夏のアクティブシーンから、タウンまで使える汎用性で人気があります。

もちろん水着としても着用できます。

多様なカラーバリエーションと、デザインから選べることも人気の理由。

今回比較に利用するのは、丈が少し長くタウン使用で人気がある7インチのバギーズロング。

(パタゴニアは5インチの方が歴史が長く、見分けるために従来の5インチが「バギーズショーツ」、丈が長い7インチが「バギーズロング」と呼ばれている。)

色はDark Ashというカラーで、どんなトップスにも合う万能色。

 【ユニクロ】スイムアクティブショーツ

ユニクロのスイムアクティブショーツも、バギーズショーツ同様の水陸両用。

雨を弾く撥水機能と、海やプールでえスイムウェアとして使える機能性を持っています。

色展開は5色。

バギーズショーツと比較してしまうと少し寂しい色展開だが、汎用性が高く、夏に映える色を中心に無地のデザインとなっています。

丈は主にタウンでの使用を想定して、丈はひざ上でバギーズロングに相当する長さ。

商品概要をみるとリラックスフィットとのこと。

今回比較に使用する色はYELLOWで、蛍光色のような色ではなく、落ち着いたマスタードカラーで合わせやすいかつ、夏らしい存在感のある良い色です。

 素材で比較

【パタゴニア】バギーショーツ        表地:リサイクルナイロン 裏地:ポリエステル

【ユニクロ】スイムアクティブショーツ    表地:ナイロン 裏地:ポリエステル

表地がナイロンで裏地はポリエステルということは一緒ですが、パタゴニアはリサイクルナイロンを使用しています。

パタゴニアはエコロジーブランドの旗手として有名です。

まだ多くのアパレルブランドが環境に配慮をするという考え方自体を持っていなかった創業当初から、「社会と環境に対して責任を持つ」という理念を掲げ、1996年からは綿製品をすべてオーガニックコットンに切り替えています。

素材感については、パタゴニアのリサイクルナイロンは厚手でしっかりとした素材で高級感があります。

対して、ユニクロのナイロンは薄く柔らかい素材です。

良い言い方をすると夏らしく肌に付かない素材、悪くいうとペラペラで安っぽい感じがします。

価格が全然違いますが、素材感で言えばパタゴニアの方が断然長く愛せる素材と言えるでしょう。

 サイズ感で比較

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出典:https://kyoto-denim.com/jeans-sizemeasure/

【パタゴニア】バギーズショーツ(7インチ)

出典:パタゴニアHP

【ユニクロ】スイムアクティブショーツ 

出典:ユニクロHP

サイズ感を比較してみると、意外にもリラックス感のあるサイズ感を押していたユニクロのスイムアクティブショーツの方が股下が浅く、同じサイズでは1cmほど丈が短いことが分かりました。

また一般的に股上が浅いパンツの方がスッキリして見えるのですが、股上もスイムアクティブショーツの方が浅く作られています。

裾幅については、Sサイズのバギーズショーツの裾幅を測ってみると31cmと、スイムアクティブショーツのSサイズと同じ長さとなっています。

このことから、スイムアクティブショーツは流行りのリラックスフィットと謳いながら、かなりシュッと見えるように設計されているようです。

数値上はスイムアクティブショーツの方がスッキリ見えるはずですが、次章で実際の着用感について見ていきましょう。

 着用感で比較

今度はバギーズショーツとスイムアクティブショーツを実際に着用写真にて比較してみましょう。

着用者の身長は173cmで、どちらもSサイズを着用しています。

【パタゴニア】バギーズショーツ(7インチ)

正面

【ユニクロ】スイムアクティブショーツ

正面

比較してみると、サイズ表通りスイムアクティブショーツの方が丈が短く、少しシュッとしているように見えます。

対して、バギーショーツの丈は膝上の長さでタウン用でコーデしやすい長さ。

バギーショーツ(5インチ)<スイムアクティブショーツ<バギーショーツ(7インチ)

丈の長さについてはこの順番になります。

短くなるほどスポーティな印象になるので、使うシーンやファッションによって選んでいきたいですね。

もう一つ重要な点は着心地の違い。

見た目はあまり違いはない両者ですが、着心地には大きな違いがあります。

それはスイムアクティブショーツのインナーのメッシュパンツの締めつけが結構きついということ。

この締め付けのきつさにより、サイズ的にはSサイズが良いけど、ワンサイズ上げざるを得なかったという人も一定数いるはず…。

ちなみにスイムアクティブショーツのMサイズの着用感はこんな感じになります。

正面

このサイズ感だと、インナーパンツの締め付けは気にならなくなりますが、裾幅が広くなりスタイリッシュさが失われてしまっていますね。

ユニクロのHPを見てみると、締め付けがきつすぎるためインナーは切り取ってしまったという人すら何人かいて、タイト〜ジャスト目のサイズを選ぶとインナーパンツの締め付けがきついことは覚悟するしかないようです。

ここは履き心地を取るか、スタイリッシュさを取るか好みが別れるところですね。

対して、バギーズショートツはインナーのメッシュパンツの締め付けはちょうど良く、大袈裟な書き方をすると履いていることすらも忘れるような履き心地です。

さすがは歴史ある名品、インナーパンツのサイズ感も絶妙です。

 価格で比較

【パタゴニア】バギーショーツ        5,940~8,250円
【ユニクロ】スイムアクティブショーツ     1,990円(セール時1,290円)
価格で比較するとバギーショーツとスイムアクティブショーツには大きな違いがあります。
コスパに関しては、やはりユニクロは最高ですね。
定価でも安いのに、セール時には1,290円になるので、もはや深く考えず夏のマストアイテムとして手に入れてしまいたくなります。
対してバギーショーツはユニクロと比較してしまうとどうしても高く見えてしまいますが、ブランド物の名品パンツとしては間違いなくリーズナブルな部類に入るでしょう。
計算し尽くされた雑妙なサイジングと履き心地はやみつきになります。
またブランド品すべてに言えることですが、パタゴニアが好きな人にとっては、パタゴニアのロゴがあるだけで所有欲を満たしてくれます。
厚手で経年変化も期待できる素材なので、長く愛用して味を出していきたい人にとってはバギーショーツはおすすめです。

 まとめ

まとめるとバギーショーツもスイムアクティブショーツも水陸両用で、タウンから水遊びまで幅広いシーンで活躍する汎用性の高いハーフパンツです。

それぞれの特徴を挙げると、バギーショーツは丈の長さやデザインの幅が広く、履き心地も最高です。

素材も厚手でしっかりとした素材なので長く愛用するのに最適なパンツとなります。

対して、スリムアクティブショーツはバギーショーツに見劣りしない機能性を誇りながら、2,000円以内で買えるコスパ最高の夏のマストアイテムです。

一点注意点をあげると、インナーパンツの締め付けが厳しいので必ず試着をしてから購入することをおすすめします。

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