REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクションファウンド)とはどんなブランド?
出典:https://www.asterisk-web.jp/brands/7
今記事ではファッション好きから支持を受けている新鋭シューズブランド「リプロダクションファウンド」をご紹介します。
リプロダクションファウンドのブランド概要から、定番モデル、コーデ例について解説しております。
ブランドヒストリー
出典:https://eye-found.com/category/products/reproduction-of-found
リプロダクションファウンドは2016年に発足した比較的新しいブランドです。
ブランドディレクターがヨーロッパの古着を扱うセレクトショップのヴィンテージシバイヤーを務めていた際に、古着倉庫にはデザインやディテールは面白いのに、サイズや状態がよくなく埋もれてしまっているミリタリーアイテムが多かったという原体験がブランド発足の理由です。
そのためリプロダクションファウンドはヨーロッパのミリタリーテイストのヴィンテージシューズを、現代的にアップデートをして再現することコンセプトとしています。
近年はジャーマントレーナーの人気の高まりも追い風になり、じわじわと注目度も高まってきています。
リプロダクションファウンドを発足したブランドディレクターは、同時に「ZDA(ゼットディーエー)」というブランドも手がけていています。
リプロダクションファウンドはミリタリーテイストをコンセプトにしているのに対し、ZDAは1950年代~1980年代のスロバキアにあった同名のブランドを、当時の型やソール、製造機械を利用して復活させたブランドです。
スニーカーの特徴・魅力
出典:https://graphpaper-tokyo.com/blogs/stories/2021-03-11
リプロダクションファウンドは現在ではヴィンテージとなったミリタリーシューズを、実際に作っていた工場をヨーロッパ各国から見つけ出し、型から拘って当時のヴィンテージシューズを再現していることが特徴です。
また素材や製法にも拘り、一足一足ハンドメイドで時間を掛けて生産されている点も、普通のスニーカーとは違うところです。
ロゴやタグには品名、国名、年代を記載しデザインソースを明かしていて、こういった細かい拘りもモノ好きであれば堪りませんね。
また、ヴィンテージシューズをただ再現するだけに止まらないのがリプロダクションファウンドの靴作りです。
ファクトリーと相談しながらインソールの改良などを行い、一日中履いても疲れない工夫がされています。
デメリットは?
デメリットはリプロダクションファウンドはヴィンテージのミリタリーシューズを再現しているブランドなので、ハイテクシューズが好きで、ハイテクなデザインが好みの人には刺さらないかと思います。
また、これはどのヴィンテージアイテムにも言えることですが、レトロなデザインが新鮮に感じられ良いと思う人もいれば、ただ古臭くてダサいと感じる人もいます。
そのためミリタリーテイストやヴィンテージにあまり興味がなく、刺さらないなと感じた人は無理して購入する必要はないかと思います。
また、もう一点デメリットを挙げると、リプロダクションファウンドの価格帯は2〜3万円代とスニーカーとしては高価ということです。
ハンドメイドで拘って作られたスニーカーなので、価格が高い理由には納得できるかと思いますが、実際に買うとなると、簡単に即決できる価格ではないと思います。
定番モデル解説
リプロダクションファウンドの定番モデルについて解説致します。
どのモデルもクラシカルなデザインで、着こなしの汎用性が高いことが特徴です。
ジャーマントレーナー
出典:https://www.acrmtsm.jp/products/detail/12975
ジャーマントレーナーとは1970年代〜1994年にドイツ軍でトレーニングに使用されていたトレーニングシューズの通称です。
ジャーマントレーナーはリプロダクションファウンドの定番モデルとして、とても人気のあるモデルです。
ジャーマントレーナー自体は、メゾンマルジェラやアディダスなど多くのブランドからリリースされていて近年人気が高まり続けているデザインです。
その中で、リプロダクションファウンドのジャーマントレーナーの特徴は、素材にとても拘って作られていることです。
ベースの革はイタリアの柔らかいナッパレザーを採用し、トゥにはカウスエードを使い、ライニングはピッグレザーをドイツから取り寄せて作られています。
素材の上質感がとても高いことで、街中でジャーマントレーナーのデザイン自体は被っても、差別化することができる存在感のある一足です。
フレンチトレーナー
出典:https://www.acrmtsm.jp/products/detail/23255
フレンチトレーナーも人気の高いリプロダクションファウンドの定番モデルです。
ベースとなっているのは、90年代にフランス軍で使われていたトレーニングシューズです。
独特なカッティングと、バランスの取れた配色がおしゃれで魅力的です。
ソールには厚みのあるEVAが搭載され、クラシカルなデザインながら履き心地は現代的。
今までハイテクシューズを履いてきたけど、ローテクなシューズにも挑戦したいという方にもおすすめです。
ブリティッシュトレーナー
出典:https://www.acrmtsm.jp/products/detail/23249
ブリティッシュトレーナーは、90年代にかけてイギリス軍で採用されていたトレーニングシューズをベースとしています。
フレンチトレーナーと比較すると、配色が少なく単色系でデザインされているので、よりミニマムなデザインとなっています。
極シンプルなデザインなので、デニムやチノパンといったカジュアルパンツから、スラックスのようなキレイめパンツまで合わせるパンツを選びません。
フレンチトレーナーと同様、ソールに厚みのあるEVAが搭載されているので履き心地は上々です。
ニューバランスのようなクラシカルなスニーカーが好きな方におすすめの一足です。
REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクションファウンド)のコーデ例
リプロダクションファウンドのスニーカーを使ったおすすめの着こなしについて、男女別でご紹介します。
メンズのコーデ例
まずはメンズのおすすめのコーデ例についてご紹介します。
リプロダクションファウンド×キレイめカジュアル
出典:WEAR
全体的にオーバーサイズ気味のデニムとダッフルコートを合わせた王道のキレイめカジュアルコーデ。
リプロダクションファウンドのスニーカーは足元から品の良さを印象付けてくれますね。
リプロダクションファウンド×ブリティッシュカジュアル
出典:WEAR
発色の良いグリーンのスイングトップが存在感のあるコーデ。
スイングトップにシャツを合わせる着こなしに、英国風の上品さを感じます。
リプロダクションファウンド×ミリタリーコーデ
出典:WEAR
黒のシックな着こなしに、古着のミリタリーシャツを合わせることで、ミリタリーに偏り過ぎないバランスの良いコーデとなっています。
ヴィンテージミリタリーシューズを再現したリプロダクションファウンドと、古着のミリタリーシャツとの相性は当然◎ですね。
リプロダクションファウンド×キレイめカジュアル
出典:WEAR
ワイドスラックスに、キレイめなシャツを合わせた着こなし。
インナーをタックインしているところが大人っぽく見えるポイントです。
リプロダクションファウンド×カジュアルコーデ
出典:WEAR
スニーカーにチノパンにTシャツというリラックスしたコーデ。
アイテムの一つ一つに品があるので、カジュアルになり過ぎず、どこか品がある着こなしとなっています。
レディースのコーデ例
ここからはレディースのおすすめのコーデ例についてご紹介します。
リプロダクションファウンド×モードコーデ
出典:WEAR
ネイビーのタックパンツに、ネイビーのミドル丈のPコートを合わせた着こなし。
暗めのネイビーがシックな雰囲気を出しており、その大人っぽさが魅力のコーデ。
リプロダクションファウンド×キレイめカジュアル
出典:WEAR
ホワイトのパンツとインナーに、発色の良い赤いコートを羽織った着こなし。
真っ赤なコートが存在感がある分、その他の色を抑えて上手くバランスを取っています。
リプロダクションファウンド×ストリート
出典:WEAR
フレンチトレーナー×極太のデニム×トレーナー×キャップのストリートコーデ。
全体的な古着感と、ボーイズライクなストリートさがおしゃれな着こなし。
リプロダクションファウンド×アメカジミックス
出典:WEAR
白を基調としたキレイめなアメカジミックスコーデ。
春におすすめの爽やかな着こなしです。
リプロダクションファウンド×フレンチモード
出典:WEAR
濃いめのデニム×ボーダーTシャツのフレンチテイストに、ロングレザーコートがモード感をプラスしている着こなし。
フレンチスタイルは気取らずおしゃれを楽しめる、日本人に似合うスタイルです。
まとめ
リプロダクションファウンドのブランドヒストリーから、スニーカーの魅力、定番モデルとコーデ例についてご紹介しました。
リプロダクションファウンドのスニーカーにしかない魅力が伝わったかと思います。
幅広い着こなしに対応するスニーカーなので、ワードローブに加えればオールシーズン活躍してくれる逸品になると思いますよ。