ブーツといえば、どんなデザインを思い浮かべるでしょうか?
おそらくレッドウィングのアイリッシュセッターのような、U字モカのワークブーツや、バイカーが愛用しているエンジニアブーツなどをイメージする人が多いのではないでしょうか。
今記事では、どちらかといえばマイナーなモンキーブーツを取り上げています。
今記事を読むことで、モンキーブーツはダサいのかという疑問の解消や、モンキーブーツの魅力やおすすめブランドについて知ることができますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
モンキーブーツとは
出典:https://tradingpost.jp/osaka/43886/
まずはモンキーブーツというユニークな名前の由来は諸説あります。
モンキーブーツを正面から見た姿がサルの顔に似ているという説や、電線工作業で高い場所で作業をしている人がモンキーブーツを履いていおり、その様子がサルのようだということからモンキーブーツと呼ばれるようになった説などがあります。
そのため、高所の電線工作業に使われていたモンキーブーツは、別名ラインマンブーツとも呼ばれています。
スニーカーのように、つま先付近までアイレット(紐を通す穴)があるので、よりフィット感を強くして、靴の中で足がズレないようにすることができます。
そうすることで、高所の足場でバランスを取りやすくしたワークブーツです。
モンキーブーツはダサいのか
モンキーブーツを検索すると、検索候補に「ダサい」と表示されます。
そのため、モンキーブーツはダサいのか疑問を抱く人も多いかもしれません。
結論、ダサくありません。
ダサいと言われる理由は、モンキーブーツはアイレットがスニーカーのようにつま先付近まで伸びているので、ブーツでありがらカジュアルに見えるからです。
しかし、ファッションのカジュアル化が進んでいる現代において、ブーツでありながら、スニーカーライクなデザインの要素を持つモンキーブーツは、むしろタウンユースで使いやすいブーツといえます。
モンキーブーツに興味がある方は、気兼ねなくお気に入りのモンキーブーツを探してみましょう。
モンキーブーツの魅力
モンキーブーツの魅力は以下の三つです。
・カジュアルテイストなデザイン
・フィット感
上から順番に解説していきます。
カジュアルテイストなデザイン
出典:https://perfect-s.com/product/detail/0000000000063528
上述したように、モンキーブーツはスニーカーライクでレザーブーツとしてはカジュアルなデザインであることが特徴です。
これは、人によってはデメリットに感じるかもしれませんが、ブーツをカジュアルに履き回したい人にとっては魅力となります。
デニムやチノパンといったカジュアルパンツと合わせて、休日コーデで活躍します。
レザーブーツとしてはカジュアルなデザインですが、レザーシューズのため、スニーカーよりは品があり、大人な休日コーデにぴったりです。
フィット感
出典:https://levinsfactory.com/products/great-deity-オリジナルワークブーツ-5
モンキーブーツは高所作業のために開発されたブーツのため、靴の中で足が動かないようフィット感が重視されています。
そのため、スニーカーのようにアイレット(靴紐を通す穴)が多く、カジュアルテイストなデザインとなっています。
なので、ブーツでありながら、スニーカーのようにしっかりとしたフィット感が欲しいという人にモンキーブーツはおすすめです。
モンキーブーツのおすすめブランド
ここからはモンキーブーツのおすすめブランドをご紹介します。
手に取りやすいものから、高級ブランドまで幅広くご紹介します。
Tricker’s(トリッカーズ)
出典:アマゾンH P
革靴の聖地ノーサンプトンの革靴メーカーの中でも、トリッカーズはブーツが特に有名なブランドです。
カントリーブーツの「バートン」は、名作ブーツとして日本でも愛用者の多い一足です。
モンキーブーツ「イーサン」は、トリッカーズの定番商品の一つとして人気があります。
厚みあるソールと、コバの張り出しが男らしいラギット感がありながら、アッパーはシャープなシルエットで高級ブーツとしての品格も感じます。
トリッカーズの靴は履き始めは硬いですが、何度も履いていくうちも自分の足に合わせて馴染んでいきます。
修理をしながら、10年、20年と愛用することができる頑丈なモンキーブーツが欲しい方におすすめです。
Dr.Martens(ドクターマーチン)
出典:アマゾンH P
ドクターマーチンは8ホールブーツなどが有名な、イギリスのブーツブランドです。
ブランドの代名詞であるイエローステッチと、エアソールが搭載されています。
トリッカーズのモンキーブーツと比較すると、丸みを帯びたシルエットでカジュアルな印象となっています。
また、アッパーにはステッチでデザインが施されており、よりカジュアル使いしやすくなっています。
カジュアルに使いやすいモンキーブーツが欲しい方におすすめです。
安藤製靴
出典:安藤製靴H P
安藤製靴はマウンテンブーツで有名なダナーのOEMも務めたこともある、知る人ぞ知る登山靴メーカーです。
その実用性の高さと、洗練されたデザインからタウンユースでの人気も高いです。
岩場などが多い山でも、ブレずに安定した歩行を可能にする、堅牢性の高いノルウェージャン製法を採用しています。
安藤製靴の価格帯は5万円以上のものが多いですが、同品質の海外ブランドよりも安く、コストパフォーマンスが高いことでも知られています。
日本製の作りが良いモンキーブーツが欲しい方におすすめです。
Chippewa(チペワ)
出典:アマゾンH P
チペワは100年以上の歴史を持つ老舗のブーツブランドです。
日本ではアメリカのブーツブランドといえばレッドウィングの知名度が高いと思いますが、チペワもアメリカを代表するブーツブランドとして知られています。
チペワは現在もMADE IN USAのブーツ作りを行っており、多くの作業を現在も職人の手作業により行われています。
チペワのモンキーブーツは、クッション性に富んだヴィブラムソールを使用しています。
アッパーは二色のカラーで、デザインのアクセントとなっています。
高品質のMADE IN USAのモンキーブーツが欲しい人におすすめです。
gently(ジェントリー)
出典:アマゾンH P
ジェントリーはムーンスターのインブランドで、「紳士になれる靴」をコンセプトにしたレザースニーカーを作っています。
モンキーブーツをデザインソースとしたGE204は、アッパーはドレッシーなモンキーブーツですが、ソールはフラットソールで履きやすいことが特徴です。
上で紹介したモンキーブーツと比較すると、カジュアルに履きこなすことができます。
また、定価も1万円台前半と、かなり手に取りやすい価格設定も魅力的です。
まとめ
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