デニムはカジュアルパンツの代表格として世界中で愛されています。
対して、革靴はフォーマルな場では欠かせないシューズとして、長い歴史を持っています。
今記事では、デニムに合う革靴のデザインと、デニムに合わない革靴の特徴について解説しています。
また、デニムに合うおすすめのブランド5選もご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
デニムと相性の悪い革靴
出典:https://wfg-net.com/blogs/column/内羽根プレーントウと革靴離れ
デニムと相性の悪い革靴は、結論「フォーマル感の強い革靴」です。
フォーマル感の強い革靴とは具体的には、写真のように靴の紐を留めている部分(羽根)が、内側にある内羽根の革靴のことを指します。
内羽根の革靴はイギリス王室が起源とされるデザインで、冠婚葬祭やビジネスの場に適しています。
これらの靴は、クラシックでエレガントな印象を与える反面、お堅い印象を与えます。
また革靴のシルエットも、ロングノーズで細身なものはデニムには合いません。
ロングノーズの靴は、靴単体で見ると格好良く、スタリッシュですがカジュアルな着こなしに合わせると、足元が浮いてしまいます。
カラーについては、写真の靴のようなブラックカラーはフォーマル感が強い色になります。
もちろん、黒い靴もデニムと合いますが、カジュアルな印象を強くしたい場合は明るいブラウンカラーなどの方がカジュアル感は強くなります。
次章では、デニムに合う革靴のデザインについて解説してます。
デニムと相性の良い革靴
出典:アマゾンHP
デニムに合う革靴は、基本的にはデニムと相性の悪い靴と逆の特徴を持つ靴です。
まとめると以下になります。
これらの特徴を持つシューズであれば、カジュアルパンツであるデニムとも相性が良く、おしゃれなコーデを作りやすいです。
デニムに合う革靴ブランド5選
ここからはデニムに合う革靴ブランド5選をご紹介します。
コスパの良いものから、高級ブランドまでご紹介するので、気になるブランドがあるかぜひチェックしてみてください。
クレマン
出典:アマゾンHP
クレマンは1998年にフランスで創業された革靴ブランドです。
ミリタリースペック基準をクリアする品質を買われ、フランス軍や消防署・公共施設に革靴を納入しています。
クレマンは本格靴見えする品質ながら、スニーカーライクな履き心地で、コストパフォーマンスが高いことが魅力です。
チロリアンシューズのパドレはカジュアルなデザインで、デニムとよく合います。
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また、コロンとしたかわいいフォルムのUチップシューズのフロダンもデニムと合います。
パドレと比較するとドレッシーな雰囲気で、ビジカジ兼用で使うことができます。
ミリタリースペックの品質の高さと、フランス由来の上品なレザーシューズが欲しい人におすすめです。
ハルタ
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ハルタはローファーが有名な日本の革靴ブランドです。
定番のコインローファーは、学生からビジネスまで幅広い世代に愛されています。
デニムとも相性が良く、カジュアルシーン全般で活躍します。
アッパーには水に強いガラスレザーと、ラバーソールを採用することで雨でも履くことができます。
また、コストパフォーマンスが高いことも魅力です。
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もう一つおすすめを挙げると、クリーンなデザインのスポックシューズです。
上品な雰囲気で、ハルタの新定番と言える人気を誇っています。
コストパフォーマンスの良いスリッポンシューズが欲しいと思う人におすすめです。
リーガル
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リーガルは日本を代表するビジネスシューズブランドです。
冠婚葬祭に使えるフォーマルシューズからカジュアルシーンに適したレザースニーカーまで幅広いシューズを展開しています。
そんなリーガルは、元々1961年にアメリカのブラウウン社と提携することで「リーガルブランド」靴を作り初めました。
そのため、ロングセラー商品にはアメリカントラッドを感じるデザインが多く、同じくアメリカ生まれのデニムとも相性が良いです。
2235はリーガルの顔ともいえるロングウィングチップシューズです。
ラギットなシボ革と重厚なダブルソールが特徴で、見た目通り頑丈な作りなので、修理をしながら10年以上履くことも可能です。
ジャケパンスタイルとも良く合うので、ビジカジ靴としても活躍します。
日本の革靴ブランドの雄「リーガル」。 日本初の製靴企業として1902年に創業以来、学生からサラリーマンまで多くの人の足元を支えてきました。 そんなリーガルはアメリカのブラウン社と技術提携をしていた歴史もあり、アメリカンスタイルの[…]
レッドウィング
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レッドウィングはアメリカのワークブーツブランドの代表格として有名なブランドです。
現在も生産拠点をアメリカに置き、多くの作業を職人の手作業によって行う、クラフトマンシップ溢れるワークブーツ作りを貫いています。
6インチ クラシックモックはレッドウィングのアイコンモデルで、作りの良さと、カジュアルな着こなしにもマッチするデザイン性で定番人気となっています。
またワークブーツでありながら、クッション性に富んだフラットソールは歩きやすく、1950年代の発売当社は革新的なシューズでした。
出典:アマゾンHP
アイアンレンジャーも定番ブーツとして人気です。
鉱山で働くワーカーのために開発されたブーツで、6インチ クラシックモックと比較するとより大人っぽい雰囲気です。
ワークブーツブランドであるレッドウィングと、ワーカーのために開発されたデニムの相性が悪い訳がなく、アメカジコーデやワークコーデが好きな人におすすめです。
オールデン
出典:https://www.lakotahouse.com/brand/items/990/
オールデンはアメリカ靴の王様と称される本格革靴ブランドです。
オールデンの魅力は、最高品質の皮革と、豊富なラスト(木型)です。
レザーを供給するホーウェン社との蜜月関係により、最も品質の高いレザーを優先的に供給してもらっています。
特に、革の宝石と呼ばれるコードヴァンを使ったシューズは、ケアをしながら長年使っていくことで、艶を増す独特のエイジングで人気です。
写真のモデルは、オールデンを代表するモデルの一つであるプレーントゥシューズ「990」です。
デニムから、スーツまで幅広い着こなしに合わせることができます。
ラスト(木型)は比較的クセがなく、丸みを帯びたボリューム感のあるシルエットが特徴のバリーラストを使用しています。
人気の高級革靴ブランドの履き心地を味わってみたい人におすすめです。
まとめ
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