カルフというブランドをご存じでしょうか。
カルフは100年以上の歴史をもつ北欧発のシューズブランドです。
レトロでかわいいデザインと、高い機能性で日本でもじわじわと人気を高めています。
おしゃれを楽しみながら、タウンユースからランニングまで使えるので男女ともにおすすめです。
今記事ではカルフの魅力とおすすめモデル、カルフがダサいと言われる理由とコーデ例についてご紹介します。
KARHU(カルフ)とは
まずはカルフのブランド概要を解説します。
KARHU(カルフ)の歴史
出典:SHOES MASTER
カルフは1916年にフィンランドで創業されました。
創業時からランニングシューズの開発に着手し、1920年に開催されたヘルシンキオリンピックでフィンランド代表のオフィシャルサプライヤーに選ばれます。
オリンピックという大舞台で、カルフのシューズを履いた選手たちが大活躍をします。
その後もカルフを履いた選手が世界を席巻し、陸上競技靴としての地位を確立します。
現在ではカジュアルシューズも展開し、ヨーロッパを中心に世界中の人から愛されています。
2017年に創業100年を記録し、今なお革新的なフットウェアを提供しています。
KARHU(カルフ)のエピソード
自社から金メダリストを輩出
出典:カルフHP
カルフは工場で働く従業員たちに、昼休憩中のトレーニングを奨励していました。
工場で働いていた従業員のなかから、1932年のロサンゼルスオリンピックでメダルを獲得する選手を輩出します。
それもマッティ・ヤルビネン氏が槍投げで金メダル、ラウリ・レーティネン氏が5000mで金メダル獲得と、二人も金メダルリストを輩出しているというから驚きです。
現在ではリーボックなどのスポーツウェア企業が、昼休憩での運動を推奨していますが、当時からカルフがいかに先進的な企業であったかが分かるエピソードですね。
アディダス・ナイキとの関係
出典:カルフHP
アディダスの象徴的なデザイン「スリーストライプ」は元々、カルフが使用していたデザインでした。
1951年に「スリーストライプ」の使用権を、1600ユーロと2本のウィスキーでアディダスに売却したというエピソードがあります。
またカルフはナイキが初代「エアアマックス」を発売した1987年よりも17年前、初めてエアクッションを搭載したシューズを開発しています。
現在では知らない人がいない有名メーカーとの意外な関係や、カルフのパイオニアとしての歴史がわかるエピソードです。
KARHU(カルフ)おすすめモデル
ここからはカルフのおすすめモデルについてまとめています。
クラシカルかつ、個性的なモデルが多いのでチェックしてみて下さい。
ALBATROSS(アルバトロス)
出典:https://www.boston-c.com/SHOP/kh2f-kh807033.html
日本でも人気の高いカルフの定番モデルです。
軽量かつシンプルなデザインで男女共に愛されています。
特にかわいいくまのロゴは、カルフにしかない魅力ですよね。
細身のフォルムと、タン(靴紐を結ぶ場所)からつま先にかけての流れるようなラインが、足を長く見せてくれる美脚効果もあります。
カラーバリエーションが豊富なことも嬉しいポイントです。
ホワイト、ネイビー、ブラックは定番カラーとして、女子には明るくてよりかわいさが際立つオレンジカラー、男子は存在感のあるグリーンがおすすめです。
MESTARI(メスタリ)
出典:楽天HP
メスタリ(旧チャンピオンエア)は世界で初めてエアクッションを搭載し、100万足以上のセールスを誇った伝説的シューズです。
優れた機能性と、カラフルなデザインでリリースをしたことで、世界中のランナーから注目をあつめました。
アルバトロスと比較するとよりレトロなデザインで、くまのロゴもないことが特徴です。
よりスタイリッシュに大人っぽい着こなしがしたいというかたにおすすめです。
FUSION 2.0(フュージョン 2.0)
出典:https://www.boston-c.com/hpgen/HPB/entries/230.html
90年代に最も人気の高かったランニングシューズを、「2.0バージョン」としてアップデートされたモデルです。
アッパーには上質なピッグスエードと通気性の良いナイロンを使用し、EVAミッドソールとクッション性の高いインソールを採用することで、最高の履き心地を提供しています。
また90年代ライクなレトロなデザインと、極厚ソールが今の流行とマッチしています。
IKONI ORTIX (イコニ オルティック)
出典:楽天HP
陸上界に何度も革新をもたらしたカルフは、もちろん現在もランニングシューズを展開しています。
イコニ オルティックは数十万人の足を解析し、フィット感にこだわったモデルです。
また最新のテクノロジーを搭載することで、快適性と推進力を最適化しています。
アーチサポート機能がついていることで、足本来のパフォーマンスを持続する働きがあるので普段の練習での着用におすすめの1足です。
早く走ることを第一とするランニングシューズが多い中、アーチサポートで足本来の性能を引き出そうとするかんがえかたは、足の健康を大切にするヨーロッパブランドならではですね。
KARHU(カルフ)のスニーカーがダサいと言われる理由3選
ここまでカルフの歴史やモデルについてご紹介してきましたが、カルフのスニーカーがダサいと言われる理由と本当にダサいのかについて解説していきます。
カルフのスニーカーがダサいと言われる理由については以下の3つです。
・カラフルな色使い
・ぽってりとしたシルエット
・単に珍しいから
上から順に解説していきます。
カラフルな色使い
出典:https://www.boston-c.com/hpgen/HPB/entries/102.html
カルフのスニーカーはカラーバリエーションが豊富なことが特徴です。
中には奇抜なカラーリングのものも展開しています。
奇抜なカラーリングは足元の存在感を大きくし、着こなしによっては悪目立ちをしてしまいます。
また、配色が多くなるとどうしても子供っぽいイメージが強くなってしまいます。
そのため、子供っぽくてダサいと思っている人も一定数いるかもしれません。
しかしカルフはシンプルなカラーリングも、もちろん取り揃えている訳なので、足元の主張が大きくなるのは嫌だという人はブラックやネイビーといった定番色を選べば全然問題ありませんね。
もちろん、足元に存在感を持たせたい人は、好みのカラーリングをチョイスすれば良いと思います。
ぽってりとしたシルエット
出典:https://www.boston-c.com/hpgen/HPB/entries/299.html
カルフのスニーカーは比較的細身でクリーンなデザインのものが多いですが、フュージョンや、イコニ オルティックといった厚底でぽってりとしたしたシルエットのものも人気です。
コンバースや、アディダスのスタンスミスのような細身でスマートなスニーカーを愛用している人にとっては、近年人気のぽってりシルエットは馴染みづらく感じるでしょう。
こればっかりは好みの問題なのでどうしようもありませんが、カルフの厚底スニーカーは単にソールが厚いだけでなく、機能性が高く履き心地が良いので、試してみたら虜になってしまう人も出てくるかもしれませんね。
単に珍しいから
出典:https://rokurokublog.com/karhu-tokyo/
じわじわ人気が高まってきているといえ、まだまだカルフのスニーカーを街中で見かけるのは珍しいですよね。
人と被らないものを身につけたいと思う人もいれば、その逆もあるのが世の常です。
有名で皆んなが知っているブランドでないと買いたくないという人も多数います。
その点については、今記事を読んで下さっている人なら、カルフは日本では知名度は低いですが、ヨーロッパでは人気があり歴史も深いブランドであることをご理解頂けていると思います。
やはり人と被らないスニーカーが欲しいか、人気の定番スニーカーを求めるかは好みによりますね。
KARHU(カルフ)コーデ例
レディースおすすめコーデ
カルフ×アウトドアコーデ
出典:WEAR
カルフ×スポーツミックスコーデ
出典:WEAR
カルフ×きれい目カジュアルコーデ
出典:WEAR
カルフ×カジュアルコーデ
出典:WEAR
カルフ×ストリートコーデ
出典:WEAR
メンズおすすめコーデ
カルフ×カジュアルコーデ
出典:WEAR
カルフ×ストリートコーデ
出典:WEAR
カルフ×セットアップコーデ
出典:WEAR
カルフ×きれい目カジュアルコーデ
出典:WEAR
KARHU(カルフ)の購入場所
カルフの直営店は残念ながら国内にはありません。
下記の取り扱い店舗の一覧をチェックしてみてください。
取り扱い店は都内と大阪が中心で、北海道・東北・中四国・九州・沖縄には取り扱い店舗がありません。
取り扱いのない地域に住まれている方は、ネットからも購入が可能です。
ネットは輸入代理店のオンラインストアとアマゾン・楽天でも取り扱いがあります。
まとめ
如何だったでしょうか。
カルフの魅力について少しでも伝わったら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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