HI-TEC(ハイテック)とは
出典:https://www.hitec-footwear.com
ハイテックはスカッシュシューズをルーツとして、1974年にイギリスで誕生しました。
78年に発売したハイキングシューズ「シエラ」は、それまで重くて当たり前であったアウトドアシューズに”軽量”という概念を持ち込み人気に。アウトドアブームが到来しつつあった当時の日本でも大きな話題となりました。
以来、高いピークを目指す登山家のためのトレッキングシューズから、外遊びを楽しむためのキャンプシューズまで充実したラインナップを展開。多くのアウトドアファンに愛され続けているアウトドアライフスタイルブランドです。
HI-TEC(ハイテック)と英国軍の関係
HI-TEC(ハイテック)には、ユニフォーム市場向けレーベル「MAGNUM(マグナム)」があり、英国軍にトレーニング用シューズを納入しています。
現在英国軍に納入されているモデルは2013年に開発され、現在でも新兵が訓練で使用しています。
HI-TEC(ハイテック)のシューズは、英国軍にも信頼されていることが分かります。
HI-TEC(ハイテック)とムーンスターの関係
出典:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/10541
日本ではHI-TEC(ハイテック)はムーンスターのライセンスブランドとして展開されています。
ライセンスブランドとは、海外の知名度のあるブランドを所有している運営会社にロイヤリティ(使用料)を支払って、日本の企業がそのブランドの名称を借りて製品を製造・販売を行う形態です。
そのため、日本で販売されているHI-TEC(ハイテック)のスニーカーは、基本的にはムーンスター製ということになります。
ムーンスターも全国の学校指定の上履きや、ヴァルカナイズ製法のスニーカーなどを作っているブランドなので、品質の高さは折り紙付きです。
HI-TEC(ハイテック)の スニーカーは ダサいのか?
出典:https://wowma.jp/item/317961566
HI-TEC(ハイテック)のスニーカーが、ダサいと言われる理由は以下の二つにあると思われます。
・単純に日本で知名度がない
・90sのアウトドアテイストをイメージしたデザインが多い
知名度のないメーカーだと、単純に品質などに疑問を抱きますよね。
しかしHI-TEC(ハイテック)に関しては、品質に問題ないことは、今記事をここまで読んで頂いている方は分かっているかと思います。
あとは、知名度のあるブランドの方が好きか、知名度がないブランドの方が被らなくて良いと思うかは人によりますね。
デザイン面ではHI-TEC(ハイテック)はアウトドアブランドのため、アウトドアテイストのデザインが多いです。
また、人気モデルが90sのアウトドアディテールを盛り込んだデザインのものなので、ここも好みが別れてくるところかと思います。
次章から、HI-TEC(ハイテック)のおすすめモデルについて紹介していくので、刺さるデザインがあるかぜひチェックしてみて下さい。
HI-TEC(ハイテック)のおすすめモデル
HI-TEC(ハイテック)のおすすめモデルをご紹介します。
HI-TEC(ハイテック)のスニーカーは防水機能がありながら、コスパ抜群なのでお気に入りのモデルがあれば、即ゲットしたくなると思いますよ。
EASTEND MID WP
出典:ハイテックHP
EASTEND MID WPは90’sのアウトドアディテールを落とし込んだミドル丈のハイキングスニーカーです。
高グレードの透湿防水メンブレンを採用した「DRI-HI STORM」を搭載しているため、雨の日も安心して使えます。
冬には厚底のソールと、ミドル丈が足元の寒さから守ってくれます。
ただアウトドア感の強いブーツスニーカーなので、着こなしのハードルは少し高いですね。
山でのキャンプから、家でのガーデンニングまで幅広い用途で使いやすいシューズです。
カラーはブラック、トープ/グレーの二色展開。
価格は税込9,900円と防水性のあるハイキングスニーカーとしてはコスパ抜群です。
EASTEND WP
出典:ハイテックHP
ASTEND WPはEASTEND MID WPと同様、90’sのアウトドアディテールを落とし込んだデザインのスニーカーです。
ローカットなのでEASTEND MID WPよりも履き回しやすいのがメリットです。
透湿防水も搭載しているので、高機能なダッドスニーカーとして大活躍してくれそうな一足です。
カラーはブラック、トープの二色展開。
価格は税込9,350円です。
ROVER MOC WP
出典:ハイテックHP
ROVER MOC WPはスリッポンタイプの防水スニーカーです。
クッション性が高く、軽量なのでちょっとした外出で使う頻度が高くなりそうです。
デザインもシンプルなので、合わせる服を選びません。
カラーはブラック、サンドの二色展開。
価格は税込6,490円です。
MAGNUM U.S.T
MAGNUM U.S.Tはイギリス軍でトレーニングシューズとして採用されているシューズです。
イギリス軍の基準を満たしたスペックで、激しいトレーニングでも快適な履き心地を提供しています。
ソールにはVibram社の耐久性の高いソールが使用されています。
デザインはレトロさと、ミリタリーテイストが相まった雰囲気が魅力的です。
こちらは防水仕様ではありません。
また24-29cmのサイズ展開で、ハーフサイズの展開はありません。
カラーはブラック、デザートタン(ベージュ)の二色展開。
価格は税込14,300円です。
ACTIVE DUTY
出典:ハイテックHP
ACTIVE DUTYは各国の警察で採用されているプレーントゥのサービスシューズです。
一日中履いても疲れないように、衝撃吸収性に優れたOrtholiteインソールが使われています。
ソールには防滑ラバーが採用され、欧州規格をクリアしたプロ向けのスペックです。
耐久性が高い足馴染みのいいフルグレインレザーを使用しながら、価格は税込17,600円とコスパ最高のレザーシューズです。
唯一のデメリットは、MAGNUM U.S.T同様ハーフサイズの展開がないことです。
ショートノーズで、丸いシルエットのプレーントゥなので、着こなしの幅は非常に広く、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンに使えるレザーシューズが欲しい方におすすめです。
HI-TEC(ハイテック)のスニーカーを使ったおすすめコーデ
ここからはHI-TEC(ハイテック)のスニーカーを使ったおすすめの着こなしについてご紹介します。
HI-TEC×大人ミリタリー
出典:WEAR
HI-TEC(ハイテック)のベルトモカシンを使った、大人な雰囲気のミリタリーテイストコーデ。
アウターのM65もブラックカラーになると、グッとキレイめな印象になります。
HI-TEC×キレイめカジュアル
出典:WEAR
HI-TEC(ハイテック)のサンダルを使った夏におすすめのキレイめカジュアルコーデ。
ネイビーとブラックで統一した大人っぽい着こなしに、オレンジのミニバッグが差し色になっています。
HI-TEC×アウトドアミックス
出典:WEAR
デニムとスウェットというアメカジの王道アイテムに、HI-TEC(ハイテック)のスニーカーを合わせることでがアウトドア感がプラスされています。
同じくアウトドアブランドのパタゴニアのアウターとも、ベージュカラーが合っていておしゃれです。
HI-TEC×ストリート
全体的にリラックスしたサイズ感のストリートコーデ。
モノトーンカラーで統一することで、カジュアルな着こなしながら清潔感が出ています。
HI-TEC×キレイめカジュアル
出典:WEAR
ビジカジにも使えそうなキレイめカジュアルコーデ。
HI-TEC(ハイテック)のスニーカーを履くことで、キレイめになり過ぎず、上手くカジュアルダウンしています。
まとめ
HI-TEC(ハイテック)の スニーカーのブランド解説から、おすすめのモデルや着こなしについてご紹介しました。
今記事でHI-TEC(ハイテック)を知った方は、その機能性とコスパに驚かれた方も多いかと思います。
全国に取扱店があるので、気になった方はぜひ実物も確認してみて下さい。
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