アメカジは、日本でもカジュアルスタイルの主流ともいえるファッションです。
ジーパンや、スウェットといったアイテムは、生活の中に溶けこんでいます。
今記事では、アメカジスタイルにハマる革靴ブランド8選をご紹介します。
アメリカの定番ブランドから、日本の少しマイナーですが、おすすめのブランドまで幅広くご紹介しますので、ぜひ最後まで見てみて下さい。
アメカジにも革靴が欠かせない理由
出典:https://item.fril.jp/59e80d374a9a55f3df45cb6c97a749b2
アメカジは日本で最もポピュラーなカジュアルスタイルの一つです。
デニムやカットソー、カジュアルシャツ等が定番アイテムとして知られています。
足元もカジュアルなスニーカーが定番です。
しかし、極カジュアルなアメカジコーデこそ、足元はレザーシューズとすることで着こなしにドレス感を加えることがおすすめ。
レザーシューズを足元に持ってくるだけで、グッと大人っぽく着こなすことができます。
特に30代以降になると、カジュアル過ぎるコーデはマッチしなくなります。
ただ、レザーシューズであればどんなシューズでも良いというわけではありません。
やはりスーツと合わせるような内羽根のドレスシューズは、アメカジには合いにくいです。
そのため、これから紹介するようなカジュアルコーデにマッチするレザーシューズをチェックしてみてください。
革靴を合わせたアメカジコーデ
革靴を合わせたなアメカジコーデをいくつか紹介します。
適度なラフさと男臭さが共存したおしゃれなアメカジコーデをチェックしてみましょう。
アメカジ×革靴コーデ①
出典:WEAR
シンプルなミリタリーパンツに厚手のコットンTシャツを合わせたシンプルな着こなし。
細身のパンツに、ビッグシルエットのTシャツを合わせることでVラインが意識されています。
アメカジ×革靴コーデ②
出典:WEAR
ライダースジャケットにでデニム、エンジニアブーツを合わせたコーデ。
無骨さが魅力のバイカーコーデのお手本のような着こなしです。
アメカジ×革靴コーデ③
出典:WEAR
アメカジの定番アイテムを中心に作ったコーデ。
シルエットは現代的なリラックスフィットにすることで、トレンド感が出ています。
アメカジ×革靴コーデ④
出典:WEAR
デニムオーバーオールを使ったワークスタイル。
男臭いワークコーデも、足元と帽子をレザーを用いることで大人に似合うアメカジコーデとなっています。
アメカジ×革靴コーデ⑤
出典:WEAR
トラッドなスタイルに、カバーオールを合わせた着こなし。
ジャケットの代わりにカバーオールを羽織ることで、グッとアメカジに寄った着こなしとなっています。
RED WING(レッドウィング)
出典:アマゾンHP
レッドウィングはアメリカの代表的なワークブーツブランドで、アメカジスタイルには欠かせないブランドです。
特に、アイリッシュセッターは長時間履いても疲れにくいソールと、今だにアメリカの自社工場で、職人により多くの工程を手作業で作られているため、堅牢性が高く丈夫であることが人気の理由です。
アメリカのワーク文化と共に、成長を遂げてきたブランドのため、ジーパンなどのワークウェアを起源に持つ服とは相性が良いです。
出典:アマゾンHP
レッドウィングは名作が多く、一つ一つ取り上げていくことはできませんが、敢えてもう一つおすすめのモデルを挙げるとすると「ポストマン」がおすすめです。
かつてアメリカの郵便局員の制服として使われていたため、上品顔のシンプルなデザインでありながら、自転車を漕ぎやすいようフラットソールで歩きやすいことが特徴です。
アメカジに限らず、幅広いコーデに合わせることができます。
REGAL(リーガル)
出典:ヤフーHP
リーガルは1870年に創業した日本初の製靴企業であると同時に、日本にアメリカ靴の文化を広めたブランドです。
1961年にアメリカのブラウウン社と契約を提携し、「リーガルブランド」の革靴の製造し始めた経緯で、リーガルはアメリカ靴のエッセンスが感じられるモデルが多いブランドです。
(現在は正式に商標権をブラウン社から取得しています。)
写真の「2235」は、1972年に発売されたロングセラーであり、リーガルの顔ともいえるモデルです。
アメリカ靴特有のロングウィングチップのデザインで、ウィングチップの両端が、かかとまで一直線に伸びていることが特徴です。
表情のあるシボ革に、重厚感のあるダブルソールと、オールドスタイルなロングウィングチップの仕様です。
ジーパンから、ビジカジスタイルまで幅広く使うことができます。
2235の経年変化については、筆者が所有している2235のエイジング経過をまとめているので気になった人は覗いてみて下さい。
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他にもリーガルにはアメカジにハマるモデルが多く展開されています。
しかし、近年リーガルは幅広いデザインのシューズを展開しているので、どのモデルを選べば良いのか迷ってしまう人が多いと思います。
その場合は、靴のインソールのロゴを確認しましょう。
インソールのロゴが下の画像のように、旧ロゴで表記されているモデルは、基本的にはロングセラー商品でアメリカ靴のスタイルであることが多いです。
代表的なモデルを挙げると、ローファーの「2177」や、サドルシューズの「2051」は旧ロゴの商品で、アメリカンクラシックなデザインでアメカジにハマります。
WOLVERINE(ウルヴァリン)
出典:アマゾンHP
ウルヴァリンは1883年に創業した、アメリカを代表する老舗のブーツメーカーの一つです。
レッドウィングと同じく、今だに“Made in USA“に拘っている数少ないブランドです。
代表モデルである「1000マイルブーツ」はその名の通り、1000マイル歩いても壊れないという堅牢性を売りにしたブーツです。
レッドウィングのブーツと比較すると細身に見えるシルエットと、高めのヒールでより上品な印象です。
キレイめなアメカジスタイルを目指す人におすすめです。
WHEEL ROBE(ウィール ローブ)
出典:アマゾンHP
ウィールローブは2010年に日本で立ち上がったブランドです。
アメリカのヴィンテージシューズのようなただ住まいですが、日本人の足に合うよう設計されており、製造も日本で行われています。
アッパーにはホーウィン社のクロムエクセルレザーを利用しており、オイルを含んだ厚手の革でありながら、比較的柔らかいので馴染みやすいことが特徴です。
写真のストレートチップダービーは、プレーントゥやモックトゥと並んで、定番モデルとして人気があります。
ジーパンやチノパンと合わせて、アメカジスタイルをドレスアップするアイテムとして活躍します。
アメリカのヴィンテージシューズの雰囲気が好きな人におすすめです。
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ALDEN(オールデン)
出典:ヤフーHP
オールデンはアメリカ靴の王様との呼び声が高い人気ブランドです。
その魅力は多様なラスト(木型)から、自分の足型に合ったものを選べる選択肢の多さや、“革のダイヤモンド“と呼ばれるコードバン素材などが挙げられます。
特に、コードバンはかつてホーウィン社が倒産の危機に瀕した際に、オールデンが支援の手を差し伸べたことで、危機を乗り越えたことから、世界一といわれるホーウィン社のコードバンは優先的にオールデンに供給されることになり、この二社の蜜月関係は有名です。
コードバンは馬のお尻部分の革で、耐久性が高く、経年変化をすると独特の履きジワと、ツヤが増すエイジングが美しく人気です。
ただし、コードバンは雨に弱いというデメリットがあるので注意が必要です。
また、その人気の高さからオールデンのコードバンは入手することは難しくなってきており、価格も上がり続けています。
代表モデルの一つである「990」は、オールデンでも主力ラスト(木型)であるバリーラストを採用したプレーントゥシューズです。
着こなしとしては、アメカジからアメトラスタイルまで幅広く合わせることができます。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで買うのに、ふさわしいアメリカ靴を代表する革靴ブランドです。
Timberland(ティンバーランド)
G.H.Bass(ジー・エイチ・バス)
出典:アマゾンHP
ジー・エイチ・バスはローファーの元祖と呼ばれるブランドです。
マイケル・ジャクソンやジョン・F・ケネディといったアメリカの著名人に愛用されてきました。
ジー・エイチ・バスはアメカジに合うブランドというよりも、アイビースタイルに欠かせないブランドとして認知されています。
上品でスマートながら軽快な印象のローファーは、アイビースタイルには打ってつけのアイテムです。
無骨なアメカジにも、ローファーを一点投入するだけで大人っぽさと垢抜けた雰囲気をつくることができます。
キレイめなアメカジスタイルをつくりたい人におすすめです。
PADRONE(パドローネ)
出典:アマゾンHP
パドローネはドレスシューズにはないカジュアル感が魅力のレザーシューズブランドです。
元々はコムデギャルソンなどのハイブランドを中心としたOEM(委託製造)を請け負うメーカーで、高い技術とコストパフォーマンスを誇っています。
特徴的なつま先が反り上がっているデザインは、履きやすさに寄与しているだけでなく、適度なカジュアル感を与えてくれています。
アメリカ靴には堅牢なグッドイヤーウェルト製法を採用されていることが多いですが、パドローネでは主にマッケイ製法が採用されています。
マッケイ製法は軽く、履き始めから比較的履き心地が良いことが特徴です。
カジュアルなスタイルにマッチするデザインながら品も併せ持っているので、アメカジスタイルにも打ってつけです。
まとめ
リーガルは日本で最も有名な紳士靴ブランドの一つです。 日本の老舗紳士靴ブランドとして多くの人の足元を支えてきました。 リーガルにはビジネスシューズ以外にも、ぜひ私服に合わせて頂きたいおしゃれな靴が沢山あります。 今記事では[…]
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